ご近所探偵TOMOE 1*戸梶圭太

  • 2011/01/07(金) 17:17:06

ご近所探偵TOMOE 1ご近所探偵TOMOE 1
(2007/06/25)
戸梶 圭太

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ひよどりが丘町にすむ石丸ともえと勝雄はトンでるラブラブ夫婦。場所もわきまえずHする仲で。そこに、ともえの父、比呂丸が乱入。見栄のために友人から借りたアウディS8が盗まれたという。ケータイlivedoor小説から飛び出した激情的探偵ドラマ。ちょっとエッチで、かなり笑える、ストレス発散ミステリー。


シリーズ中これだけが別の出版社から出されていて、体裁もまったく違うのは何か事情があるのだろうか。ともかく中身はこれまでの三冊と同様である。ともかく読み終えた。ふぅ、という一冊。

ご近所探偵TOMOE episode3*戸梶圭太

  • 2011/01/07(金) 17:10:25

ご近所探偵TOMOE〈episode3〉 (幻冬舎文庫)ご近所探偵TOMOE〈episode3〉 (幻冬舎文庫)
(2002/06)
戸梶 圭太

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ひよどりが丘の一軒家に住むラブラブの新婚カップルともえと勝雄のもとに、老女が転がり込んできた。ふたりはエッチに刺激が出る、と喜ぶが、実はこの老女、レッドフォックスという名前を持つ女スパイ。彼女と過去に因縁のあるブルートータスという老スパイもやってきて、ともえと勝雄はとんでもないピンチを迎える!爆笑ドタバタミステリ。


もうなんでもやってください、という感じである。いちゃいちゃもさることながら、今回はギャング映画さながらのドタバタ満載というとんでもない状態である。シリーズ通して借りてしまったので、さっさと読み終えてしまおう、という一冊。

ご近所探偵TOMOE episode2*戸梶圭太

  • 2011/01/07(金) 07:11:27

ご近所探偵TOMOE〈episode2〉 (幻冬舎文庫)ご近所探偵TOMOE〈episode2〉 (幻冬舎文庫)
(2002/02)
戸梶 圭太

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ひよどりが丘の一軒家に住むともえと勝雄はラブラブの新婚。ある日、二人の「セックス写真」が近所の豪邸・阿久仏家の庭に迷いこんでしまった。さっそく潜入を謀るが、「パズラー」と称する阿久仏氏の様子がどうもおかしい。ともえの愛犬が庭を掘ると、クロスワードパズルが書かれた棺桶が出てきた…?!過激で脳天気な人々のドタバタミステリ。


またまた事件に巻き込まれるきっかけがこれ(上記内容紹介参照)である。人目も憚らずいちゃいちゃし続ける新婚夫婦は見ていて疲れるが、一冊目よりは読む側に耐性ができたので疲労度は軽いか。それでも相変わらず、ともえを探偵と言ってしまっていいものかは悩むところである。なにやら怪しいと思いはするのだが、その先が偶然任せなのである。それが持ち味と言えば言えなくもないが。ともかくともえにも本来の(?)女優としての仕事がありそうなのがよかった一冊である。

ご近所探偵TOMOE*戸梶圭太

  • 2011/01/06(木) 16:41:24

ご近所探偵TOMOE (幻冬舎文庫)ご近所探偵TOMOE (幻冬舎文庫)
(2001/12)
戸梶 圭太

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売れない女優のともえと売れないイラストレーターの勝雄はラブラブの新婚カップル。埼玉のニュータウン・ひよどりが丘の一軒家に住んでいる。小柄で気弱な勝雄と対照的にセクシーで大胆なともえは、ある日、持ち前の好奇心から、近所のスーパーを舞台にした麻薬取り引きに巻き込まれてしまう…。ちょっとエッチでコメディな脳天気ミステリ。


う~ん。ちょっとこれは、慣れるまで疲れます。新婚四ヶ月なので仕方がないと言えば仕方がないのだが、最初から最後までともえと勝雄のいちゃいちゃぶりを見せつけられているだけのような気がしなくもないような…。結果的に麻薬取り引きを暴いてしまうのだが、飽くまでも結果オーライな気がしなくもないような…。カバーのイラストから想像するとおりのハチャメチャな一冊である。

闇の楽園*戸梶圭太

  • 2010/12/27(月) 17:00:37

闇の楽園 (新潮ミステリー倶楽部)闇の楽園 (新潮ミステリー倶楽部)
(1999/01)
戸梶 圭太

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過疎化に悩む町が仕掛けた捨て身の町おこし運動。それに青春を賭けるプータローの若者。行き詰まった産業廃棄物業者、そして、新興のカルト教団。ある土地をめぐってこの四者が偶然に出会った時、物語が動きだした―。第3回新潮ミステリー倶楽部賞受賞。


応募の際のタイトルは『ぶつかる夢ふたつ』だそうだが、まさにそのままの内容である。町おこしの企画の公募に応じてお化け屋敷に特化したテーマパークの企画を応募した職を失ったばかりの若者と町の夢と、カルト教団の野望。ふたつの夢のまさに戦いと、そこにかかわる人々の事情や私利私欲が絡まりあったどろどろの物語である。ただ、この対立の図式にたどり着くまでがいささか冗漫に思われるのと、核になるほど強力な人物がいないのが弱点だろうか。といった感じの一冊である。

誘拐の誤差*戸梶圭太

  • 2010/12/25(土) 08:51:00

誘拐の誤差誘拐の誤差
(2006/11)
戸梶 圭太

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礼乎(れお・10歳)が学校から帰ってこないんです。母親からの届けを受け、警察が捜査を開始した。1週間後、悲しくも礼乎が死体となって発見された直後、犯人から礼乎の身代金を要求する連絡が入る。困惑する警察。犯人の動機・目的は不明。捜査陣の足並みは乱れ、捜査は難航する。


本格警察小説と謳われているが、そこから想像する物語とはいささか趣は異なっている。まず語り手が、殺された礼乎(れお)のユーレイなのである。彼がユーレイである特性を駆使し、警察官や事件関係者のところへ瞬間移動し、捜査状況や行動を観察し、頭の中の思考まで読み取っているのである。真面目な顔で捜査会議に出ている警察官の頭の中にまったく別のくだらないことがあふれていたり、自分のことしか考えないろくでもない真犯人の頭の中が丸見えだったりするのである。こんなことがあっていいのか!というような信じられないことが次々と見えてくるのだが、もしかすると現実のほうがもっと凄まじいのかもしれないと思ってしまったのが哀しくもある。因果応報ということでもあるのかもしれないが、やりきれなさ過ぎてげんなりする一冊である。