川のむこう*銀色夏生

  • 2005/11/07(月) 17:36:43

☆☆☆・・



つれづれノート14  2004年4月1日(木) ~ 2005年3月31日(木)

 深い海の底に
 沈んでいるような
 気持ちで暮らし、
 深い海の底に
 沈んでいるような
 気持ちで旅をし、
 深い海の底に
 沈んでいるような
 気持ちで人と会おう。
        (文庫裏表紙より)


カンチ6年生、チャコ5歳の一年間のつれづれノート。
家ができ、庭とかガレージとかの家まわりが少しずつ出来上がってゆく一年間。

好きなところはたくさんあって、うなずきながらにこにこしながら読んだりもするけれど、ここはあんまり好きになれないなぁ、っていうところもぽつぽつとあって、その部分が≪好き≫を侵食するような感じだった。少しだけ。

かわいいものの本*銀色夏生

  • 2005/03/08(火) 13:50:14

☆☆☆☆・


 長い間に集めた
 かわいいと思うものや
 写真などを一冊にしてみました
 そういうものは毎日の中に
 たくさんあって
 通りすぎてしまうことが多いのですが
 これからも自分なりに気になる
 いろんなものをみつけていきたいです
  (文庫裏表紙より)


銀色さんの目に映るかわいいものの数々。
何度も何度もあちこちのページを捲ってしまう。
「きゅうりこぞう」がたまらない。

葉っぱ*銀色夏生

  • 2004/12/09(木) 08:04:23

☆☆☆☆・
葉っぱ

 私は外を歩く時、あれこれ見ながら歩いています。
 遠くの町を旅したり、近所にアイスクリームを買いに行く時も、
 なんだかいろいろ見ています。そして、いつもいつも
 どんなところにも葉っぱは落ちているなと思っていました。


と、あとがきで銀色さんがお書きのとおり、葉っぱの写真と言葉でできた一冊。
胸の中のひとり言のような囁きをそのまま文字にしたような詩は、いつものことながら≪奇をてらう≫などという言葉からはいちばん遠いところにあって、自然体で染み込みやすく、どんどん躰の中に吸収されていく感じ。
写真の葉っぱは いろとりどりで表情ゆたかで、言葉以上になにかを語っているようです。