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朝日のようにさわやかに*恩田陸

  • 2007/05/30(水) 17:08:54

☆☆☆☆・

朝日のようにさわやかに 朝日のようにさわやかに
恩田 陸 (2007/03)
新潮社

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ビールについての冒頭から、天才トランペッターやところてんへ話題は移り、最後は子供の頃に抱いていた謎の解明へ-。ホラー、ミステリ、SF、ショートショート等、恩田陸のあらゆる魅力がたっぷり詰まった物語の万華鏡。


表題作のほか、「水晶の夜、翡翠の朝」「ご案内」「あなたと夜と音楽と」「冷凍みかん」「赤い毬」「深夜の食欲」「一千一秒殺人事件」「おはなしのつづき」「邂逅について」「淋しいお城」「楽園を追われて」「卒業」
そしてあとがきとして、各作品についての簡単な覚書が載せられている。
まず冒頭に置かれている 水野理瀬シリーズの番外編としてのヨハンの物語に心を奪われ、その後に続くさまざまに趣を変えた短編掌編に惹きつけられる。
著者の短編作品は数少なく、長編の方が面白さでも勝るように思うが、この一冊に納められた物語たちはどれもその後が気になるものばかりであり、いずれこれを種として生まれる長編もあるのかもしれないと期待もしてしまう。
まさに恩田作品の万華鏡である。


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粋な提案
じゃじゃままブックレビュー

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朝日のようにさわやかに 恩田陸

カバー写真は平野耕作。装幀は新潮社装幀室。ビールについての冒頭から、天才トランペッターや心太(ところてん)へ話題は移り、最後は子供の頃に抱いていた謎の解明へと至る―。虚実の狭間を、流れる意識のごとく縦横に語る

  • From: 粋な提案 |
  • 2007/05/31(木) 18:03:05

朝日のようにさわやかに 恩田陸著。

よかった。また恩田ワールドで置いてけぼりになるかと思ったけど、なんとかついて行けた。短編集だったんだね。 最初の「水晶の夜、翡翠の朝」はヨハンと憂理の名前見た瞬間にすぐに思い出せたのは幸運。ま、あんな非現実的、非日常的な、不思議で本当かよ!?的な学校の?...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2007/09/17(月) 15:37:24

この記事に対するコメント

恩田さんのボーダーレスの魅力あふれる短編集でしたね。
これを元にして生まれる長編もありそうです。
いくつか妄想して頭の中で作ったり(笑)。
講談社ミステリーランドの予告作品に期待しています。

  • 投稿者: 藍色
  • 2007/05/31(木) 18:02:44
  • [編集]

恩田さん
短編よりも長編の方が面白いとは思うけれど
次へとつながる何かがたくさんあると思うと
短編集も宝石箱みたいですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2007/06/01(金) 07:08:49
  • [編集]

好きなのは何編かありますけど、「冷凍みかん」「卒業」は私好みなんですよね~、こういうドラマの1シーン見たい!!
「あなたと夜と音楽と」も好きですね~。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2007/09/17(月) 15:42:39
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わたしはホラーはちょっと苦手なのだけれど、この先が気になるお話が結構ありました。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2007/09/17(月) 16:51:50
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