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ジウ―警視庁特殊犯捜査係*誉田哲也

  • 2007/07/14(土) 13:31:57

☆☆☆☆・

ジウ―警視庁特殊犯捜査係 ジウ―警視庁特殊犯捜査係
誉田 哲也 (2005/12)
中央公論新社

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ある夏の午後、都内の住宅街で人質篭城事件が発生した。所轄署や機動捜査隊が現場を固める中、本庁からは、門倉美咲巡査が所属する捜査一課特殊犯捜査第二係も出動。篭城事件や誘拐事件の現場作戦活動を担当するSITは、すぐに犯人との交渉を始める。だが、長引く篭城に、本庁警備部が特殊急襲部隊を待機させ、SITに無言の圧力をかける…。夜を迎え、差入れ役を命じられた美咲は犯人のもとへ向かった―。この瞬間、すべての歯車が回りだし、新たな巨大事件の姿が現れ始める。


いままで読んだことのある警察小説とはまったく別物である。
物語は、警視庁特殊犯捜査係(SIT)の 決して仲がいいとは言えない門倉美咲と伊崎基子それぞれの視点から語られのだが、彼女たちのそんな関係は物語の筋になんら影響を与えはしない。あくまでもそれぞれの立場の違いを浮き彫りにするだけだ。事件は警察内部の人間関係とは関わりなく起こり、絡まり、進んでいく。
密入国者夫婦の間に生まれ、親にも国にも見捨てられた存在として生き延びてきたジウという謎の人物が、事件の核心にいるのだろうということだけは判るが、ジウの姿は一向に確かなものとして見えてこない。そのもどかしさとあいまって物語りはラストに向かってどんどん緊張を高めていくのだが、そこでも巧妙にはぐらかされてしまうのだった。
この後にどんな物語が続いているのか、早く知りたい。




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じゃじゃままブックレビュー

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ジウ 警視庁特殊班捜査係 誉田哲也著。

面白かったな~!本当! こういうハードボイルドっていうかアクションに走るのってエグかったり、形にばかり凝ってたりするんだけど、誉田氏の作品「ストロベリーナイト」しか他読んでないけど、なんか愛があるんだよね! それがちょっとまたにんまり笑っちゃうような。 警

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2007/07/14(土) 15:05:11

この記事に対するコメント

面白かったですよね。
やはり誉田さんは警察ものがいいかも。
「ジウ」の他に「ストロベリーナイト」もシリーズになってるじゃないですか。私は「ストロベリーナイト」シリーズの方が好きかな。
「ジウ」も3作目がまだなので読まなくちゃ、です。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2007/07/14(土) 15:08:09
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『ソウルケイジ』は図書館に予約しているのだけれど
まだまだ順番が回ってきそうもありません。
待っている間にジウシリーズを読み終えてしまおうかと。
一瞬ジウと雨宮が重なりそうになったのだけれど
雨宮は殉職してしまいましたね。
まったくの読み違いでした。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2007/07/14(土) 16:39:40
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