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歳時記を生きる*岸本葉子

  • 2007/08/27(月) 17:27:48

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歳時記を生きる 歳時記を生きる
岸本 葉子 (2004/04/07)
中央公論新社

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がんを経験した著者が退院後にたどり着いた境地とは。生きとし生けるものとして季節の移り変わりを敏感に捉えながら、不安と期待の毎日をけなげに生きる様を描く。


現代の日本で歳時記といわれても、自分の日常に照らして考える人はずいぶん少なくなっているのではないだろうか。本書は一般的にいわれる歳時記よりも一段と著者の日常生活にひきつけて書かれたものであり、その月ごとの暮らしぶりが目に見えるようで親しみを覚える。
『がんから始まる』でも思ったことだが、お父さまとの関係もとても素敵でうらやましいくらいである。お父さまのお人柄が本書でも垣間見られてなおさらその感を強くした。
季節のうつろいのひとつひとつを大切に、そして軽やかに生きる在り方には胸を打たれる。

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