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シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン*小路幸也
- 2007/09/17(月) 17:04:39
四世代のワケあり大家族が営む古書店「東京バンドワゴン」。赤ちゃん置き去り騒動、売った本を一冊ずつ買っていくおじいさん…。古本と共に舞い込んだおかしな謎をラブ&ピースに解決する、涙と笑いの下町ホームドラマ。シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン
(2007/05)
小路 幸也
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東京バンドワゴンという古書店を営む堀田家の物語の第二弾。
冬から秋までの一年を、ひとつの季節がひとつの章として描かれている。
前作で登場人物を把握しているので、すっと物語に入り込めたせいか、登場人物ひとりひとりに更に愛着が湧いて、堀田家の人びとに一層寄り添って読むことができた。はらはらしたり、どきどきしたり、じんとしたり、サチの目になって愉しんだ。
存在感が薄いと作中で言われている紺も、存外しっかりと堀田家の要になっているのに安心したり、いい加減の代名詞のように言われる我南人が意外とあちこち重要な局面で役に立っているのがうれしくもあった。
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- 2007/09/17(月) 17:35:36
「シー・ラブズ・ユー」小路幸也
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン小路 幸也 (2007/05)集英社 この商品の詳細を見る この本は買えば良かった。サイン本を売っていたのに、前作を持ってなかったのでスルー。 いまさらですが泣きです。ぐすん。 とま
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シー・ラブズ・ユー ~小路 幸也~
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本「シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン」
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シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン 小路幸也著。
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- 2011/07/23(土) 15:46:36
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この記事に対するコメント
元気で明るい堀田家の人々との再会。
愛着があったので、うれしかったです。
家族みんながどこかで支えあっているのがいいですよね。
前作よりも、ひとりひとりがくっきりと描かれていたように思います。
キャラクターが作品の中で熟成されているようですね。
あの終わり方は続編が期待出来そうですね。
楽しみ~♪
続編、期待したいですね。
そうなると、サチさんもなかなかあちらへ行けなくて大変だけれど・・・。
待ちに待ってた続編でしたが、
この続編も着々と進行しているようですね。
楽しみです。
すごく懐かしい感じがして
何度でも読みたくなる作品です。
次第に登場人物が物語の中の人びとではなくて、同じ町内にいる人たちのように思えてきます。
次作もたのしみですね。
そうそう、今回我南人が役に立っていて、私も見かけで人を判断してしまう人間なんだな~と、ロックンローラーへの見る目が温かく?なりました。
さちさんの目線が優しくていいですよね。
サチさんの目線だからこその物語でもありますね。
こんにちは!
ほのぼの、あったかくて、安心して読めました。
今では珍しく、どんどん家族が増えていきますね。家に収まるのか心配です(笑)
ほんと!
そのうち家に収まりきらなくなるかも、ですね^^;
こんにちわ。
今回は前作より楽しく読めました。
家族構成を理解したからでしょうか?
でも、まだまだ人数が増えそうですが・・w
今後の展開が楽しみなシリーズになりました。
家族構成
わからないと大変ですよね。^^;
でも、一度呑みこんでしまえば自然に東京バンドワゴンの日常に入り込めてしまうのが不思議です。