三面記事小説*角田光代

  • 2007/10/18(木) 10:47:24


三面記事小説三面記事小説
(2007/09)
角田 光代

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バリケードのような家に住む姉夫婦、妻殺害をネットで依頼した愛人の心の軌跡…。誰もが滑り落ちるかもしれない記事の向こうの世界。現実がうみおとした6つの日常のまぼろしを、鮮やかに描いた小説集。


「愛の巣」「ゆうべの花火」「彼方の城」「永遠の花園」「赤い筆箱」「光の川」という、新聞の三面記事から生まれた短編集。

それぞれの物語の扉、タイトルのうしろに、うっすらと見えるのは物語の元になった実際の新聞記事である。作品自体はまったくのフィクションなのだが、元記事には記憶にあるものも多いので、ひょっとしたら実際はこんな風だったのかもしれないとふと思わせられるものがある。
淡々と事実だけが書かれた新聞記事を、普段は他人事として読み捨ててしまいがちだが、これらの物語を読むと、記事の奥から、当事者たちの真実を聞いてほしいと訴える顔が見えてくるような気さえするのである。


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三面記事小説 角田光代

装丁は柳澤健祐。初出は別冊文藝春秋。短編集。 「この小説は実際の事件を発想の発端にしているが、フィクションであり事実とは異なる。」と目次の先に但し書き。架空の小説と念押ししています。これまでどんな題材でもリアルを

  • From: 粋な提案 |
  • 2007/10/30(火) 17:07:02

三面記事小説/角田光代

JUGEMテーマ:読書 2007/12/26~2007/12/27 バリケードのような家に住む姉夫婦、妻殺害をネットで依頼した愛人の心の軌跡…。誰もが滑り落ちるかもしれない記事の向こうの世界。現実がうみおとした6つの日常のまぼろしを、鮮やかに描いた小説集。

  • From: hibidoku~日々、読書~ |
  • 2008/01/02(水) 18:40:55

「三面記事小説」

2008年 最初に読んだ本がコレ。 「三面記事小説」    角田光代:著     文芸春秋/2007年9月/1,300円 私は殺人を依頼しました。 恋人の妻を殺してほしいと頼みました。 誰もが滑り落ちるかもしれない記事の向こうの世界。 現実がう?...

  • From: 月灯りの舞 |
  • 2008/01/11(金) 14:37:30

角田光代 『三面記事小説』

三面記事小説/角田 光代 ¥1,300 Amazon.co.jp バリケードのような家に住む姉夫婦、妻殺害をネットで依頼した愛人の心の軌跡…。誰もが滑り落ちるかもしれない記事の向こうの世界。現実がうみおとした6つの日常のまぼろしを、鮮やかに描いた小説集。 実際...

  • From: 映画な日々。読書な日々。 |
  • 2008/08/03(日) 14:53:34

どんな三面記事でも、その裏側は、

小説「三面記事小説」を読みました。 著者は 角田 光代 新聞の社会面に小さな記事として実際に掲載された事件を元に 書かれた6つの短編集 実際にあったといっても、その裏側、その向かう側は想像で 大かたはフィクションといっても良いかも 6つの事件、どれもが記事...

  • From: 笑う社会人の生活 |
  • 2015/04/25(土) 18:37:05

この記事に対するコメント

ただでさえリアルって感じている角田さんの作品。
事件の背後にある事情をあぶりだすみたいで怖さも感じました。

  • 投稿者: 藍色
  • 2007/10/30(火) 17:06:23
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角田さんが書かれたからこその怖さ、確かにありましたよね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2007/10/30(火) 18:11:32
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