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ハードボイルド・エッグ*荻原浩

  • 2007/10/19(金) 17:14:17


ハードボイルド・エッグハードボイルド・エッグ
(1999/10)
荻原 浩

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中学の頃にフィリップ・マーロウのようなクールな探偵になることを心に決め、とうとう脱サラして事務所を開いた私。だが、来る依頼は動物の捜索ばかり。おまけにとんでもない婆さんを秘書に雇うはめになり…。
たっぷり笑える。1回泣ける。ワンダフルなミステリー。


ハードボイルド探偵・最上俊平シリーズ第一弾であるこの作品の魅力はなんといっても秘書募集のチラシを見てスナップ写真入りの履歴書を送ってきて採用された片桐綾の魅力と、綾と俊平の絡みである。この絡み方がなんとも大人っぽくて味わい深い。綾、なかなかやるのである。
動物探しの便利やもどきに間違われそうな最上俊平の探偵稼業の方も、スリルとサスペンスに満ち満ちていて、思わず知らず苦笑を浮かべてしまう箇所多数。解かれてみれば結構切ない事実でもある。
そしてまた綾、引き際までなんと切なく格好好いことか。泣けるのである。
シリーズ第二弾で、秘書との絡みが少ないのも、最上俊平、綾との日々を未だに引きずっているからかもしれない。(再読)





ちなみに、荻原さんご自身の最上俊平のイメージは、松田優作さんなのだそうである。

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萩原浩【ハードボイルド・エッグ】

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  • From: ぱんどらの本箱 |
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  • From: あれやこれや |
  • 2008/01/22(火) 19:55:35

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