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ワーキング・ホリデー*坂木司

  • 2007/10/27(土) 13:54:06


ワーキング・ホリデーワーキング・ホリデー
(2007/06)
坂木 司

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息子と過ごすために、ホストから「ハチさん便」ドライバーへ。正義感の強い元ヤンキー父とおばちゃん臭い少年のハートフルな物語。


ホストをしている大和のところに突然やってきた小学五年の男の子・進。しかも、大和が自分の父親だと言う。身に覚えのないわけではない大和は、渋々ながら夏休みを進と過ごすことになる。それと同時に、ホストクラブのおかまママ・ジャスミンの計らいでハニービー・エクスプレス(通称ハチさん便)という宅配便会社で働くことになったのだった。
ハチさん便の同僚やお客さん、進とその友だちなどさまざまな人たちを巻き込むひと夏は、誰にとっても"熱い"夏になったのだった。
ありがちで泣かせる設定なのだが、そこが――というかそれだからこそ――イイのである。大和のだらしなさも、進のおばさんぽさも、ジャスミンママの計らいも、雪夜とナナのお節介も。どれもが絶妙で、ほろりとさせられるのである。大和が汗だくで引くハニービー・キャリー(実はリアカー)にもし町なかでであったら、思わず冷たい缶ジュースを差し出してしまいそうである。



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しんちゃんの買い物帳
粋な提案

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「ワーキング・ホリデー」坂木司

ワーキング・ホリデー坂木 司 (2007/06)文藝春秋 この商品の詳細を見る うわっ!こんな表紙やったのか。書店のカバーを付けたままやったので、今まで知らんかった。 ホストクラブ「ジャスミン」で接客中の沖田大和の元へ訪問

  • From: しんちゃんの買い物帳 |
  • 2007/10/27(土) 16:59:10

ワーキング・ホリデー 坂木司

装幀はtheGARDEN石川絢士。初出「別冊文藝春秋」2006年7月号~2007年5月号。 主人公で語り手の俺:ヤマト(沖田大和)は元ヤンキーの売れないホスト。訪ねてきたのは息子と名乗る小学五年生の進(母は別れた神保由希子

  • From: 粋な提案 |
  • 2007/11/02(金) 02:24:06

この記事に対するコメント

冷たい缶ジュースに一票。
熱くて優しくて少し切ない作品でしたね。

  • 投稿者: しんちゃん
  • 2007/10/27(土) 17:02:14
  • [編集]

進くん一家が、すんなりとしあわせ家族に納まってしまわなかったところが、まだまだ物語が成長しそうな予感を孕んでよかったですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2007/10/27(土) 17:12:32
  • [編集]

温かなキャラクターたちが織りなす群像劇がハートフルでしたね。
続編があるって信じてて、心待ちにしています(笑)。

  • 投稿者: 藍色
  • 2007/11/02(金) 02:23:30
  • [編集]

ほんとうに、あるといいですね、続編。
一緒に祈りましょうか^^*

  • 投稿者: ふらっと
  • 2007/11/02(金) 07:21:03
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