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オチケン!*大倉崇裕
- 2008/02/22(金) 19:40:18
![]() | オチケン!―Rakugo Club The Key to Solving Mysteries (ミステリーYA!) (2007/10) 大倉 崇裕 商品詳細を見る |
大学に入学して早々、廃部の危機に瀕した落語研究会に入部するはめになった越智健一。勝手な先輩たちに振り回され、ろくに授業も出られず、そのうえキャンパスで奇妙な事件が起きて…。中篇2篇を収録した連作落語ミステリー。
「幽霊寿限無」 「馬術部の醜聞」の連作。付録エッセイ「落語ってミステリー!?」
学生証をうっかり落として名前を見られたせいで無理やり落語研究会に入部させられてしまった越智健一。落研部員は部長の岸と中村のふたりだけ、新入部員が入らなければ廃部になると言われて、ほんの少し躊躇しているうちにすっかり部員にされていた。落語になどまったく興味のなかった越智だったが、不思議なキャラクターの岸や、なぜだか人を素直に語らせることのできる中村には惹きつけられるものも感じるのだった。なにがなにやら判らないうちに騒ぎに巻き込まれ、解決してしまったりする越智は、名前だけではなく落研部員にふさわしかったのかもしれない。
面白おかしくて、ばかばかしくて、痛快で、感動的でもある一冊である。
しかし越智健一、しょっちゅう寝ている気がするが・・・。
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はじまり
その一 幽霊寿限無
一
「寿限無、寿限無、五劫のすり切れ・・・・・」
呪文のような言葉が頭の中をぐるぐる回っている。
「海砂利水魚の水行末、雲行末、風来末・・・・・」
あれ、僕はいま、何をしてるんだっけ。
越智健一は心地よい気分のなかで、そんなことを考えていた。
V
V
TB
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オチケン! 〜大倉 崇裕〜
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- 2008/05/17(土) 15:59:48
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この記事に対するコメント
名前からしてオチケンですもんね。
もう落研に入るしかないっしょ、って感じでした。
巻き込まれ型の越智くんですけど、
これはかなり面白かったですね。
落語の絡むミステリーなかなかでした。
まったくですね^^;
越智くん自身は、ずっと流されるままだったけれど
しっかり流れに乗れてしまっているところが、またよかったですね。
落語ミステリーって初めてでしたが、とても面白かったです。
情けない越智くんに笑いながら好感が持てました。
大倉さんの落語への情熱も垣間見られた気がしました。
そうそう、流されるままでもちっとも憎めない越智くんでした。