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天の瞳 幼年編 ⅠⅡ*灰谷健次郎

  • 2004/04/14(水) 19:31:56

☆☆☆☆・


 可能性のかたまりが、ここにひかり輝いている。
 破天荒な行動力、自由闊達な心が生み出した倫太郎の魅力を描く。

                        (帯より)

小瀬倫太郎と彼を取り巻く人びととの 長い長い時間を描いた大河小説。
まずは 保育園入園から小学校高学年までの 幼年編。

倫太郎の生きる力の源はなんだろう――と考えてみる。
初めて出会った大人の彼に向かう心積もりが 天性のものを認め伸ばしてこうなったのだろう。
子供を産み育てるとき こうありたい、というあれこれが この作品にはいたるところに散りばめられている。それは自分の身に引き比べると 痛いことでもある。
自分を飾らないこと、自分に正直であること、物事を広く見ること、目を逸らさないこと。
たくさんの大切なことを胸の中に投げてくれる作品である。
この先 少年編・成長編・あすなろ編 と 読み進めていきたい。

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『天の瞳』

灰谷健次郎『天の瞳 幼年編?』(角川文庫)、読了。倫太郎の成長を楽しみに読み始めたのですが、倫太郎の友人達も心優しい少年に成長していて大人として考えさせられました。倫太郎も周囲の人たちも、とても言葉を大事にして

  • From: 観・読・聴・験 備忘録 |
  • 2006/09/23(土) 22:08:43

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