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神のふたつの貌*貫井徳郎

  • 2009/08/05(水) 21:30:23

神のふたつの貌神のふたつの貌
(2001/09)
貫井 徳郎

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ミステリーの限界を超えた新世紀の「罪と罰」!牧師の子に生まれ、神の愛を一途に求めた少年。もっとも神に近かったはずの魂は、なぜ荒野を彷徨うのか?無垢な魂の彷徨を描く渾身作。


牧師の子として生まれ育ち、「神」を真摯に思い詰め、神の愛を受けたいと真剣に思い続けたがために、出口のない森に迷いこんでしまったような物語である。
早乙女少年の心の中の葛藤が精細に描写されており、その考えの深さに目を瞠り、それゆえの短絡さに驚きを禁じ得ないのである。神とは…?信仰とは…?と考えさせられる一冊だった。
著者らしい企みは、タイトルにも籠められていているが、ラストで物語がひっくり返ってしまうほどではない。



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貫井徳郎「神のふたつの貌」

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