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狩人は都を駆ける*我孫子武丸

  • 2009/08/28(金) 16:38:31

狩人は都を駆ける狩人は都を駆ける
(2007/12)
我孫子 武丸

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京都を舞台に、ペット探偵(?)は今日も大活躍!タフでなければ生きていけない。動物に優しくなければ生きていく資格が、ない?動物嫌いの私立探偵のもとには、なぜかペット絡みの依頼ばかり舞い込んで…ドーベルマン誘拐、野良猫連続殺し、ドッグショーの警備等々、手に汗握る傑作ミステリー。


表題作のほか、「野良猫嫌い」 「狙われたヴィスコンティ」 「失踪」 「黒い毛皮の女」

私立探偵なのだが、なぜか向かいの動物病院からの紹介の犬猫がらみの依頼ばかりが舞い込むのだった。しかも動物嫌いなのに。私立探偵というのは、キャラクターが似通ってしまうものなのだろうか。これまで読んできた、さまざまな作家のさまざまな探偵たちと、どこかダブって見えてしまう。
ハードボイルドを気取りきれず、仕事の依頼はほとんどなくてお財布の中身はいつも寂しく、やる気があるようには見えないが、やることはきちんとやり、価格設定も良心的である。彼もまさにそんな探偵である。ときに、――自己満足とも言えるかもしれないが――依頼された以上の働きをすることもある。目のつけどころは確かで、この先も見たいと思わせてもくれる。




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闘争と逃走の道程

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