三匹のおっさん*有川浩

  • 2009/09/20(日) 19:56:26

三匹のおっさん三匹のおっさん
(2009/03/13)
有川 浩

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「三匹のおっさん」とは…定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ。柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、工場経営者ノリ。孫と娘の高校生コンビも手伝って、詐欺に痴漢に動物虐待…身近な悪を成敗。


六話の連作痛快正義の味方物語。
「三匹の侍」(といっても若い人にはわからないだろうが)ならぬ三匹のおっさん――キヨ・シゲ・ノリ――が、キヨの定年を機に、まだまだくすぶってなどいられないと還暦自警団を作ったのが物語の始まりである。キヨこと清田清一(きよかず)は剣道の師範、シゲこと立花重雄は柔道家で居酒屋の元店主、ノリこと有村則夫は工場経営者にして機械いじりの天才。各自得意分野に磨きをかけて、町内の身近な揉め事や事件を仲裁・解決して歩くのだった。それに、キヨの孫・祐希とノリの娘・早苗の初々しい恋物語がほんのりと甘さを添えて、痛快ほのぼのな一冊になっている。
三匹のおっさんたちが、たまらなくカッコイイのと、祐希と早苗の恋の行方が気になるのとで、ページをめくる手が止まらない一冊でもある。



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三匹のおっさん 有川浩著。

≪★★★★≫ 甘ったれた長男夫婦と二世帯同居している、本業はサラリーマンだった剣道の元師範キヨ。定年後再就職したアミューズメントパーク(ゲーセン)には生意気盛りの孫がバイトしている一匹目のおっさん。 居酒屋「酔いどれ鯨」を息子の代に譲りながらも、サポート...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2009/09/22(火) 23:11:20

「三匹のおっさん」有川浩

三匹のおっさん(2009/03/13)有川 浩商品詳細を見る 六十歳を「おじいちゃん」の範疇に入れられるのはまだまだ違和感があった。六十歳はまだおっ...

  • From: しんちゃんの買い物帳 |
  • 2009/10/01(木) 22:11:03

この記事に対するコメント

オドロキ

有川さん、こんなんまで書けるんや(なぜだか関西弁)という驚きと喜びの一冊でした
おっさんの生態だけでなく、深い心情まで表現されていることにも感動しました
読み物としてのおもしろさと、著者の何気ない自己主張や社会批判も入っていて、実によかったですね

  • 投稿者: チョロ
  • 2009/09/21(月) 05:50:22
  • [編集]

ベタ甘も、それはそれで悪くはないけれど、こういうのもいいですね。
おっさんたちが、それぞれ自分というものをしっかり持っているところも素敵でした。
有川さんも奥が深いですね。

これ、シリーズ化されたら嬉しいです。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2009/09/21(月) 06:41:47
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祐希と早苗の展開は、お!有川節だ♪と嬉しくなり、ちょっと控え目でしたけどね。
ウルウルしてしまうエピソードもあり、いい作品でしたね。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2009/09/22(火) 23:13:17
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祐希と早苗
やはりおっさんだけじゃ甘さが足りないですものね。

お説教臭くなく、さらりと現代の問題点を突いているところもよかったです。
おっさんたちの活躍と若いふたりの成り行きを、もっともっと読みたいですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2009/09/23(水) 07:37:46
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