龍神の雨*道尾秀介

  • 2009/12/04(金) 17:22:58

龍神の雨龍神の雨
(2009/05)
道尾 秀介

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人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。最注目の新鋭が描く、慟哭と贖罪の最新長編。


全編雨である。鬱陶しく憂鬱な雨。その雨が、ふたつの家族の運命を変えたのかもしれない。
血の繋がらない親と子として、ぎこちない家族を作らなければならなかったことは、親にとっても子等にとっても不幸である。血が繋がらないが故に無条件に信頼し愛することができず、疑心に駆られる。たとえその思いが間違いであったとしても、最初に選択肢を間違えたとしたら、後戻りすることは叶わないのである。
あることをきっかけにいままで見えていた景色がガラッと様相を変えたとき、背筋に寒気が走った。



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まねき猫の読書日記

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龍神の雨 道尾秀介著。

≪★★★≫ 誰かを恨みながら死んでいくと、龍になるんだ。 母を海の事故で亡くした兄弟。その母は龍になったのか。龍は雨を降らせる。 あの日、雨さえ降らなければ・・・。 母を交通事故で亡くした兄妹。あの日、雨が降らなければ、母は事故には遭わなかった。 あの日、?...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2009/12/07(月) 22:08:51

読書日記281:龍神の雨 by道尾秀介

タイトル:龍神の雨 作者:道尾秀介 出版元:新潮社 その他: あらすじ---------------------------------------------- 人は、やむにやまれぬ犯罪に対し、どこまで償いを負わねばならないのだろう。そして今、未曾有の台風が二組の家族を襲う。最注目の新鋭が描く、慟…

  • From: 書評:まねき猫の読書日記 |
  • 2011/06/22(水) 22:43:31

この記事に対するコメント

いったいなんなんだろう、と読み終えた後鬱々と考えさせられた作品でした。
恨みながら死んだから龍になったのか、とか、なんだかいろいろと・・・。
とても印象に残った作品でした。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2009/12/07(月) 22:17:55
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