製鉄天使*桜庭一樹

  • 2010/02/07(日) 16:34:50

製鉄天使製鉄天使
(2009/10/29)
桜庭 一樹

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辺境の地、東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがてレディース“製鉄天使”の初代総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す―あたしら暴走女愚連隊は、走ることでしか命の花、燃やせねぇ!中国地方にその名を轟かせた伝説の少女の、唖然呆然の一代記。里程標的傑作『赤朽葉家の伝説』から三年、遂に全貌を現した仰天の快作。一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける。


『赤朽葉家の伝説』と同じテイストの物語かと思ったら、共通するのは山陰と製鉄所のみであった。製鉄を生業とする町での、製鉄所のオーナーの娘と町の人々との係わり合いの物語、を想像するとことごとく裏切られる。
主人公・赤緑豆小豆は、15歳にして女暴走族――レディースと呼ぶのか――「製鉄天使」の総長となり、猛り狂う青春の炎と責任感に突き動かされ、次々と山陰を、そして中国地方を制覇して、その名を轟かす。あまりに破天荒な青春小説、というのか、やはり赤緑豆小豆の一代記と呼ぶのが適当なのだろう。だがしかし、何故、どうして、赤城山へ――?




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読書日記184:製鉄天使 by桜庭一樹

タイトル:製鉄天使 作者:桜庭 一樹 出版元:東京創元社 その他: あらすじ---------------------------------------------- 辺境の地、東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、鉄..

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