パラドックス13*東野圭吾

  • 2010/02/09(火) 16:57:53

パラドックス13パラドックス13
(2009/04/15)
東野 圭吾

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「世界が変われば善悪も変わる。
人殺しが善になることもある。
これはそういうお話です」東野圭吾

運命の13秒。人々はどこへ消えたのか?
13 時13分、突如、想像を絶する過酷な世界が出現した。陥没する道路。炎を上げる車両。崩れ落ちるビルディング。破壊されていく東京に残されたのはわずか 13人。なぜ彼らだけがここにいるのか。彼らを襲った“P-13 現象”とは何か。生き延びていくために、今、この世界の数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない!
張りめぐらされた壮大なトリック。論理と倫理の狭間でくり広げられる、究極の人間ドラマ。“奇跡”のラストまで1秒も目が離せない、東野圭吾エンターテインメントの最高傑作!


ブラックホールの影響により、13秒が消える現象(P-13)が起こるという。だが、それが起こると現実に何がどうなるのかは皆目見当もつかないのである。ただその13秒間に何も起こらないことを祈るだけなのだ。情報を公にしても混乱を招くだけなので、この情報を把握するのは、政府の上層部、ほんの僅かの人間だけである。
そしてその瞬間、人々が消えた。いや、実際にはここに残っている13人の方が消えたのだ。そこからサバイバルが始まるのだが・・・・・。
一ヶ月後に逆パラドックスが起こり、元の世界と軸がひとつになったラストは、あまりにあっけなく肩透かしを食らった感じでもあったのだが、そのあっけない無自覚さ故に、かえって背筋が寒くなる心地もするのである。それは、気づかないうちに、いままでもどこかに消えた何秒間があるのではないか、という怖さでもある。


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パラドックス13 東野圭吾著。

≪★★☆≫ 首相の大月は、宇宙航空研究開発機構から到底理解できない報告をされる。事は、アメリカ、ホワイトハウスにも報告されている。 3月13日午後1時13分13秒。地球の運命の時。 情報は各トップだけ、混乱を避けるため国民には知らされない。運命の瞬間、午?...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2010/02/20(土) 23:18:38

パラドックス13

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  • From: 気楽に♪気ままに♪のんびりと♪  |
  • 2010/11/10(水) 18:03:19

この記事に対するコメント

展開は早いうちから予想できたのに、最後まで飽きさせることなく読ませるのってすごいですよね。
消えた時間の方に自分がいたら、一人ぼっちなんて耐えられないですね~。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2010/02/20(土) 23:25:19
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消えた13秒の世界に残された人たちの選択も絶妙でしたね。
職種とか男女比とかが違っていたら、結果はまったく別のものになったかもしれません。
ただ、東野さん、やはり女性真理を描くのはあまりお得意じゃないのかも。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/02/21(日) 08:45:41
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こんにちは

こんにちは。RYOJIです。

描写力がすごくて引き込まれてしまいました。
面白かったですが、ラストはちょっと残念な感じもしました。
東野さんにしては珍しい作品だな、と思いました。

  • 投稿者: RYOJI
  • 2011/07/29(金) 17:11:12
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手に汗握る物語でしたね。
そして、知らされないということの恐ろしさをも思わされる一冊でした。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2011/07/29(金) 18:32:01
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