いつか響く足音*柴田よしき

  • 2010/02/18(木) 19:34:00

いつか響く足音いつか響く足音
(2009/11/20)
柴田 よしき

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「家族」のかたちが見えればいいのに。壊れはじめたら、すぐに分かるから。借金まみれのキャバクラ嬢。猫の集会を探し求めるカメラマン。夫が死んだ日のことを忘れられない未亡人…ひとりぼっちの人生がはじまった、それぞれの分岐点。著者会心の傑作連作集。


表題作のほか、「最後のブルガリ」 「黒猫と団子」 「遠い遠い隣町」 「闇の集会」 「戦いは始まる」 「エピローグ」という連作短編集。

高度成長期に建てられた郊外のニュータウン。いまは寂れて四角い箱が無機質に並ぶ、かつての夢のなれの果てのような場所で、家族の温もりにはぐれた人々がそれぞれに懸命に明日をさがして生きているのだった。寂しいから人懐っこい。面倒だがありがたい。六つの物語を束ねるエピローグには、何かを失ったからこそ身につけられた強さのようなものが感じられた。




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いつか響く足音 柴田よしき著。

≪★★★☆≫ 古い!とにかく古い、郊外の団地。 その団地に住む人々の、様々な人生模様の短編連作集。 「最後のブルガリ」 自分の人生をまあまあだと思ってきた絵理。母親が病死し、失意の父が自殺。そこからどんどん坂を転がり落ちていく。 借金まみれになった絵理が逃...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2010/02/20(土) 23:08:34

この記事に対するコメント

是非その後読んでみたいですね。ありそうな感じもしますけど。
お父さん、どこでなにをしてるんでしょうか、戻って来て欲しいですね。
個性的な面々が、なにかの面倒事をみんなで解決、なんてありそうですよね~。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2010/02/20(土) 23:11:10
  • [編集]

お父さん、帰って来て欲しいですね。
帰ってきたお父さんがキーになって、次の展開へ。
なんて期待したりもします。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/02/21(日) 08:26:46
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