リライブ*小路幸也

  • 2010/02/28(日) 16:57:02

リライブリライブ
(2009/12/22)
小路 幸也

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生きることは、選ぶこと。選ぶことは、悔やむこと?命の灯火が消える瞬間、“バク”が囁きかける。運命の恋人を失った夜。いまの仕事を選んだあの日―頭に浮かぶ、人生の分岐点。そこからもう一度、やり直させてあげましょう。ただし、ひとつだけ条件がありますが―。かれらが何を選んだのか?あなたの予感は、覆される。


「輝子の恋」 「最後から二番目の恋」 「彼女が来た」 「J」 「生きること」 「あらざるもの」 「すばらしきせかい」という七編の連作短編集。
まさに命の灯火を消そうというそのときに、「バク」に思い出を差し出し、引き換えにある時点から先の人生を生き直す物語である。簡単に言えば、選ばなかった未来を生きるということである。どこに戻るか、どうやり直したくてそこに戻るかは人それぞれである。だが、等しく第一の人生よりもよく生きたいと思ってそこへ戻る決意をするのである。その人生を終えて再びバクと出会うとき、その人は概ね満足しているように見える。そしてさらにそれだけでは終わらず、もうひと回り大きなものに包まれた物語なのである。「愛」なのかもしれない。
自分だったら、どの時点に、なにを変えるために戻るだろうか、あるいは戻らずにそのまま命の灯火を消すだろうか、と考えさせられる一冊だった。



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じゃじゃままブックレビュー
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リライブ 小路幸也著。

≪★★☆≫ もう一度人生をやり直せたら。後悔しているあの出来事に・・・幸せなあの瞬間に・・・もう一度戻れたら。 命が消えようとしているその瞬間、バクという不思議な存在が現れ、もう一度人生を、願った瞬間からやり直せる、その代わり、やり直す前の人生の思い出を...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2010/04/08(木) 12:41:31

リライブ

**************************************************** 生きることは、選ぶこと。選ぶことは、悔やむこと? 命の灯火が消える瞬間、“バク”が囁きかける。 運命の恋人を失った夜。いまの仕事を選んだあの...

  • From: 気楽に♪気ままに♪のんびりと♪  |
  • 2011/06/15(水) 20:17:00

この記事に対するコメント

私なら迷わず戻りたい瞬間あるのにな~、って思いながら、もう一つの人生になっていたら、どうなってたんだろう?って想像しながら読んでました。
でもきっと環境が変わるだけで、その中にいる自分は変わらないんだろうな~と思いつつ。
でも分かりづらい部分もありましたね。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2010/04/08(木) 12:43:48
  • [編集]

きっとどの時点に戻っても、自分は変えようがないのでしょうね。
この物語の登場人物たちは、自分のことよりも自分以外の誰かのために、その時点に戻ろうと決意している、というところが著者らしいと思いました。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/04/08(木) 13:24:25
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こんばんわ。
この方の本は、これが初めてだったのですが
ほんわかとした気持ちにさせて頂きました。
私だったら。。。と考えずには
読めない本だと思いました。
出来る事なら、死に際にバクが現れたとしても
後悔なんてないよと言えるような人生を送りたいものです。

  • 投稿者: ゆき
  • 2011/06/15(水) 20:20:31
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小路さんの物語には基本的に悪人が出てこないので
穏やかな気持ちで読めるのが嬉しいです。
すばらしい作品がたくさんあるので、これからたのしみですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2011/06/16(木) 06:39:38
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