インビジブルレイン*誉田哲也

  • 2010/04/26(月) 10:55:15

インビジブルレインインビジブルレイン
(2009/11/19)
誉田 哲也

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姫川玲子が新しく捜査本部に加わることになったのは、ひとりのチンピラの惨殺事件。被害者が指定暴力団の下部組織構成員だったことから、組同士の抗争が疑われたが、決定的な証拠が出ず、捜査は膠着状態に。そんななか、玲子たちは、上層部から奇妙な指示を受ける。捜査線上に「柳井健斗」という名前が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだが…。幾重にも隠蔽され、複雑に絡まった事件。姫川玲子は、この結末に耐えられるのか。


『ストロベリーナイト』『ソウルケイジ』『シンメトリー』につづく姫川玲子シリーズ第四弾。
暴力団関係者のチンピラが殺され、組の若頭が殺され、九年前の殺人事件の被害者遺族の影がちらつく。事件は九年前の傷が尾を引く一連のものなのか。警察の威信と現場の捜査陣の思惑が絡み、姫川の独走がまた始まる。
また今回は、警察内部あるいは姫川と警察内部の誰かとの確執というよりも、姫川個人の心情が深く描かれているのが興味深い。自ら傷を増やしている感がなくもないが、拠りどころを求めているひとりの女性としての姫川玲子の姿を垣間見ることができる。いつの日か、安心しきった満面の笑みを見てみたいものだ、と思う。




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インビジブルレイン 誉田哲也著。

≪★★★≫ 暴力団構成員の男が、刃物で切りつけられて殺害された。 姫川は関係者の聞き込みに当たる。 そこへ一本のタレこみの電話。告げられた名前は、決して表に出してはいけない名だった。 9年前のある事件の遺族。姉が殺され、事情聴取を受けていた父親は自殺。そし...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2010/06/25(金) 11:39:50

この記事に対するコメント

姫シリーズ、またありますよね?
これで終わりじゃ物足りないですよね~。まだ読みたい!
姫と牧田、どうせならあのまま進んで欲しかったですね~、車の中で。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2010/06/25(金) 11:46:05
  • [編集]

まだまだ終わらせないでほしいですね。
姫川のこと、まだまだわからない気がしています。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/06/25(金) 13:16:48
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