植物図鑑*有川浩

  • 2010/05/31(月) 16:37:16

植物図鑑植物図鑑
(2009/07/01)
有川 浩

商品詳細を見る

ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。


ああまさに、これは植物図鑑である。そして、道草料理のレシピ図鑑であり、甘あま恋愛図鑑なのである。有川さんなのだから。行き倒れている見知らぬ男を拾ってしまうというところからして、現実にはあり得ないし、たとえあったとしても、背筋も凍る展開になること必至の世の中だが、そんなことは構わないのである。拾った男はイケメンで礼儀正しく、雑草――という名前の草はないのだが――のことにやけに詳しく、料理の腕も家事能力も確かで、言うことなしなのである。それが有川浩なのだから、どっぷりそのせかいに浸って、読む者誰もがしばし乙女になればいいのである。という一冊。



V
V

TB
苗坊の徒然日記
じゃじゃままブックレビュー

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

植物図鑑 有川浩

植物図鑑クチコミを見る オススメ! 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」 「 ――あらやだ。けっこういい男。」 ある日、道ばたに落ちていた彼。 「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。 さやかが彼から聞いた?...

  • From: 苗坊の徒然日記 |
  • 2010/06/03(木) 09:27:01

植物図鑑 有川浩著。

≪★★★★★≫ 樹木の樹って書いてイツキって読むんだ。さやかが彼から直接聞いた個人情報はそれだけだった。(本文より) 冬も終わりかけの、でもまだ凍りつく、ある休前日の夜。さやかは彼を拾った。 さやかとイツキの不思議な同居生活が始まり、そして彼はいきなり消?...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2010/06/14(月) 10:57:09

この記事に対するコメント

有川さんはいろいろおもしろいのですが
私にはこの手の連作短編集が、いちばんなのです
「阪急電車」もそうでしたが、日常と非日常の絶妙のコントラストが
読み終わった後の「カーーーッ、やられた」という快感に繋がります
植物図鑑にも、完全にやられました

  • 投稿者: チョロ
  • 2010/06/02(水) 09:51:39
  • [編集]

そう、読後の快感、この手の物語は好いですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/06/02(水) 10:24:15
  • [編集]

実際にはありえない話ですが、有川さんだから許せますし、こんな出会いがしたい!と読み終えた後に思ってしまいます。
この作品、私もやられました。
素直にこんな恋、素敵だなぁと思います。

  • 投稿者: 苗坊
  • 2010/06/03(木) 09:28:49
  • [編集]

>実際にはありえない話ですが、有川さんだから許せます

ほんとにそうですね。
ほんわりじ~んとしました。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/06/03(木) 13:10:21
  • [編集]

私は不覚にも、結構号泣しちゃった記憶があるんですよね。
自分自身の過去のあれやこれやを思い出して、絶対に取り戻すことの出来ない時間・・・なかなか感動した作品でした。
いいな~、こんな恋愛。(苦笑)

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2010/06/14(月) 10:59:11
  • [編集]

途中に切なさ淋しさが挟みこまれて、なおさら愛しさが募りましたね。
わたしも乙女になって(^^;)うるうるしました。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/06/14(月) 16:35:19
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する