愚者のエンドロール*米澤穂信

  • 2010/10/07(木) 16:58:54

愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
(2002/07)
米澤 穂信

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君しか、解けない――〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉第4弾!

文化祭の準備に追われる古典部のメンバーが、先輩から見せられた自主映画。廃屋で起きたショッキングな殺人シーンで途切れたその映像に隠された真意とは!?ちょっぴりホロ苦系青春ミステリの傑作登場!


古典部シリーズ二作目。最初と最後にチャットのログが配されているのだが、読み終えてから初めに戻ると一気に力が抜ける。ホータローはやはり姉の掌からは逃れられないようである。
今回は、千反田が持ち込んだ2年F組の文化祭の出し物である映画の試写からことが始まる。そして、はじまったときにはすでに、ホータローが巻き込まれる運命は決まっていたのだった(古典部の面々は知る由もないが)。そのうえ今作のホータローの解決は古典部の面々の腑に落ちず、ホータロー自身も消化不良気味なのである。しかもそれさえもが初めから仕組まれていたことだとは。面白い趣向の一冊である。

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