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絶叫委員会*穂村弘

  • 2010/11/11(木) 16:45:49

絶叫委員会絶叫委員会
(2010/05)
穂村 弘

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町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、天使的な言葉たちについての考察。


「そこに引っかかりますか」とか「そうそうそこには引っかかりますよね」とか、ついつい著者と会話するように読んでしまう。著者ならではのツボはなんとはなしに「ふふふ」と笑ってみたくもなる。名前の読めないお坊さんの「ぬーんぬーん」では思わず声をだして笑った。真面目に取り上げれば取り上げるほど可笑しみに満ち、あるところでは無条件に笑い、またあるところではなんとはなしにもの悲しくなったりもする。そんな言葉と気持ちがあふれる一冊である。




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時折書房

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穂村弘『絶叫委員会』

絶叫委員会著者:穂村 弘筑摩書房(2010-05)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る 絶叫するときだって、言葉を慎重に選んでるううううう。 内容(「BOOK」データベースより) 町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、?...

  • From: 時折書房 |
  • 2010/11/25(木) 08:11:34

この記事に対するコメント

おもしろうてやがてかなしき、という穂村流エッセイ(?)orつぶやきはときに勇気づけられときにいやなことを忘れさせてくれる、まさに読むクスリですね

  • 投稿者: チョロ
  • 2010/11/13(土) 06:54:33
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まさにおっしゃるとおりです。
クスリのセンス抜群ですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/11/13(土) 07:16:15
  • [編集]

TBさせていただきました。
はい、本当に、読んでいて、声が出ます。
家族からは相当不気味がられます。
でも、時には涙まで出たりするものですから、
やっぱりこっそり読んでいます。
だははは。

  • 投稿者: 時折
  • 2010/11/25(木) 08:13:35
  • [編集]

やっぱり。^^;

  • 投稿者: ふらっと
  • 2010/11/25(木) 18:57:15
  • [編集]

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