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白銀ジャック*東野圭吾

  • 2010/11/23(火) 17:01:36

白銀ジャック (実業之日本社文庫)白銀ジャック (実業之日本社文庫)
(2010/10/05)
東野 圭吾

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ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。
年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を
嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。
雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。
すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。
今、犯人との命を賭けたレースが始まる。
圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!


スキー場を舞台とした大掛かりなサスペンスである。スキー場の客全員を人質にしたような身代金奪取劇は、身代金の受け渡し時のはらはらどきどきだけでなく、だれが何のために、と幾人かの怪しい人物たちを思い浮かべ予想(推理と言えるほど筋道立ってはいないのだ)しながら読み進める醍醐味がある。途中でもしかするとこの人物が、と真犯人に思い当りもしたが、ここまでとは思わなかった。わたし自身スキー場に親しみがないので知らなかったが、事故やトラブルなく安全にスキーやスノーボードを愉しんでもらうためのスタッフの働きと情熱に思い至り、頭の下がる思いである。被害者を出すことなく事件は収束したわけだが、真犯人の扱いはこれでいいのだろうか、といささか疑問にも思うのだった。それはさておき、スリリングで爽快な滑りのように一気に読んでしまう一冊である。


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東野圭吾『白銀ジャック』

白銀ジャック (実業之日本社文庫)東野 圭吾実業之日本社 今回は、東野圭吾『白銀ジャック』を紹介します。本書はいきなり文庫版での上梓です。本書の創作秘話を読んでみると、東野版『私をスキーへ連れてって』(私はどんなものかはわからない)見たいなものらしいです。?...

  • From: itchy1976の日記 |
  • 2010/12/10(金) 19:01:34

白銀ジャック 東野圭吾著。

≪★★★★≫ スキー場に脅迫状が届いた。 「環境破壊を行ったスキー場開発に慰謝料を請求する。ゲレンデに爆発物を埋めている。自由に爆発させることができる。三千万用意しろ」 利用客の安全を一番に考える索道事業本部の倉田は、警察に届けるよう進言するが、社長以下…

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2011/06/27(月) 14:18:33

現場はゲレンデで!

小説「白銀ジャック」を読みました。 著者 東野 圭吾 スキー場を舞台にしたサスペンス ゲレンデに爆弾を仕掛けたという脅迫があり・・・ 単純に最後まで楽しむて読め 東野さんらし

  • From: 笑う社会人の生活 |
  • 2012/08/23(木) 21:48:57

この記事に対するコメント

なんだかじゃじゃままデイになってしまってすみません!
「白銀ジャック」面白かったですね~。一気でした。
真相は、まさかそっちから来たか、って思いましたけど、翻弄してくれてありがとう、って感じです。(笑)
確かに、真犯人の扱いは疑問ですよね。物足りない!

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2011/06/27(月) 14:21:58
  • [編集]

久々に東野作品を堪能した心地です。

こんな寂れたブログにいつもコメントまで残してくださって、とても感謝しています。
これからもどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

  • 投稿者: ふらっと
  • 2011/06/27(月) 16:49:43
  • [編集]

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