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at Home*本多孝好

  • 2011/01/19(水) 17:25:17

at Homeat Home
(2010/10/27)
本多 孝好

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そこは人がほんとうに帰るべき場所なのだろうか?ふぞろいで歪つな4つの家族とそこに生きる人々。涙と冷酷と波乱を存分にたたえたエンタテインメント小説。


表題作のほか、「日曜日のヤドカリ」 「リバイバル」 「共犯者たち」

四つの家族の物語である。が、これらの家族は、人のお手本になることは金輪際ないだろうというような、まったくなんて家族なんだ、というようなだめだめな家族なのである。その設定からして陳腐なホームドラマではない。トラブルのデパートのような問題を含みすぎな家族なのだが、世間の常識を取っ払ってみると、家族間の関係性がかえって濃くて、――表現の仕方には驚かされることもあるが――じんと目頭が熱くなることが何度もあった。家族が最小社会であるということを考えさせられる一冊でもある。

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