あの頃の誰か*東野圭吾

  • 2011/03/04(金) 07:15:00

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)
(2011/01/12)
東野 圭吾

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メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれない誰かの物語。名作『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。


「シャレードがいっぱい」 「レイコと玲子」 「再生魔術の女」 「さよなら『お父さん』」 「名探偵退場」 「女も虎も」 「眠りたい死にたくない」 「二十年目の約束」

著者曰く、「あとがきと言うより言い訳」には、「過去に何らかの形で発表されながら、どの短編集にも収録されなかったもの。早い話がいわゆるわけあり物件なのだ。」と書かれている。他の作品の元になったものを読むという愉しみはあったが、読者としても、物足りなさを感じてしまう一冊でもあった。掘り下げ方に物足りなさが目立ち、著者の重厚さが目立たない。ただそれは、東野圭吾の作品として、という但し書きがついてのことである。人気ミステリ作家とはつくづく大変な職業だと思う。




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東野圭吾『あの頃の誰か』

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