短篇集*柴田元幸 編

  • 2011/05/07(土) 11:36:20

短篇集短篇集
(2010/04/20)
クラフトエヴィング商會、石川美南 他

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この人に書いてもらえたら最高、と思った9人が書いてくれました。

僕はこれまで何冊か、英米の小説のアンソロジーを編んできていて、
そのたびに内容には自信があったが、今回もまったく同じ自信とともに、
この本を世に送り出すことができる。柴田元幸


クラフト・エヴィング商會  「誰もが何か隠しごとを持っている、私と私の猿以外は」
戌井昭人  「植木鉢」 
栗田有起  「ぱこ」
石川美南  「物語集」
Comes in a Box  「朝の記憶」
小池昌代  「箱」
円城塔  「祖母の記録」
柴崎友香  「海沿いの道」
小川洋子  「物理の館物語」

独特の趣の一冊である。どの作品からもなにやら不穏なものが匂いたち、心にざわざわと波をたたせる。目にしてはいけないものをうっかり見てしまったような、知ってはいけない世界をたまたま覗いてしまったような、うしろめたさのようなものを感じさせるなにかがあるのである。しかし、読むのを止められない。最後まで知りたいと思う。そうしなければ気が済まない。そんな秘密めいた一冊である。

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