とっておき名短篇*北村薫 宮部みゆき編

  • 2011/07/31(日) 16:49:56

とっておき名短篇 (ちくま文庫)とっておき名短篇 (ちくま文庫)
(2011/01/08)
不明

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「しかし、よく書いたよね、こんなものを…」と北村薫に言わしめた、とっておきの名短篇!穂村弘「愛の暴走族」、川上弘美「運命の恋人」、戸板康二「酒井妙子のリボン」、深沢七郎「絢爛の椅子」、松本清張「電筆」、大岡昇平「サッコとヴァンゼッティ」、北杜夫「異形」など、目利き二人を唸らせた短篇が勢揃い。


第一部
「愛の暴走族」穂村弘 「ほたるいかに触る」蜂飼耳 「運命の恋人」川上弘美 「壹越」塚本邦雄

第二部
「一文物語集」より『0~108』飯田茂実

第三部
「酒井妙子のリボン」戸板康二 「絢爛の椅子」深沢七郎 「報酬」深沢七郎 「電筆」松本清張 「サッコとヴァンゼッティ」大岡昇平 「悪魔」岡田睦 「異形」北杜夫

解説対談――しかし、よくかいたよね、こんなものを  北村薫・宮部みゆき

全体を通して怖い、という印象である。それぞれ怖さは異なるのだが、愛も情熱も想いもそれぞれにある境界線を超えてしまうとたちまち怖くなると思い知らされるような一冊である。怖がらせようとして書かれていないものほど足元から這い上がってくるような、心臓にちくりと針を刺されたような怖さがあるように思う。編者おふたりの解説対談も興味深い。

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