鉄の骨*池井戸潤

  • 2011/08/29(月) 16:47:29

鉄の骨鉄の骨
(2009/10/08)
池井戸 潤

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談合。謎の日本的システムを問う感動大作!
建設現場から“花の談合課”へ。若きゼネコンマン富島平太は、会社倒産の危機に役立てるか。大物フィクサーとの出会いの真相は――この一番札だけは、譲れない。


官製談合の物語である。日々さまざまな場所で動いている建設現場の裏側では、ゼネコンや政治家の身勝手な思惑が蠢いている。実際に入札に関わる社員にはどうしようもない闇の力が厳然とあるのである。抵抗しようとしても空しくなるばかりだが、そんな流れに巻き込まれながら悶々とする者もいる。本作は勧善懲悪とは言えず、だれがほんとうの悪でだれが善かなどと決めることはできない。言えるのはだれひとりとして善ではないということだろう。一松建設の業務課(人呼んで談合課)に配属された平太と、大学の同級生で銀行に勤めた恋人の萌との関係を絡めながら、上手くいかないもどかしさを巧く描いている。もろ手を挙げて喜べない一冊である。




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じゃじゃままブックレビュー

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鉄の骨 池井戸潤著。

≪★★★★≫ 談合は必要悪なのか。 平太は建設現場のコンクリートの打設作業が好きだ。コンクリートを建物の型枠に流し込む、自分が携わる建物が形をなしていくのが、とても好きだ。 そんな平太が、現場から業務課へ異動になった。 業務課は土木の、大口の公共事業が中心…

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2011/08/31(水) 22:36:30

この記事に対するコメント

比べちゃいけないのについつい比べてしまう、罪な女です。(爆)
「空飛ぶ~」に比べてしまうと、ちょっとインパクトは薄いですよね。(爆)

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2011/08/31(水) 22:38:28
  • [編集]

比べちゃいますよね~、どうしても。
『空飛ぶタイヤ』面白すぎましたものね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2011/09/01(木) 06:46:07
  • [編集]

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