ヒア・カムズ・ザ・サン*有川浩

  • 2012/01/23(月) 09:50:04

ヒア・カムズ・ザ・サンヒア・カムズ・ザ・サン
(2011/11)
有川 浩

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編集者の古川真也は、幼い頃から触れたものに残る記憶が見えた。ある日、同僚のカオルの父親が、20年ぶりに帰国する。彼はハリウッドで映画の仕事をしているはずだったが、真也に見えたものは――。表題作ほか、実際に上演された舞台に着想を得て執筆された「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」。有川浩が贈る、物語の新境地。


七行のあらすじしかなかったところから、有川浩は物語を紡ぎ出し、成井豊は演劇を生み出した。登場人物が同じでも、受け止めて創り出す人間が違うと、こんなにも別の物語になるのだなぁと、感慨深い(parallelの方は演劇を下地に書かれた物語なので)。しかし、真也やカオルの人生は、それぞれの物語で大きく違っているのだが、その性格には共通点があるように思われるのも興味深い。七行のあらすじから読み取れるものがそうさせるのだろうか。思いもよらない試みと、物語自体と、両方愉しめる一冊である。




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ヒア・カムズ・ザ・サン 有川浩著。

《★★★》 七行のあらすじから舞台版と小説版の物語が作り上げられたという。 成井豊・・・と有川浩。成井豊といえば演劇集団キャラメルボックスだよね~。「ヒア・カムズ・ザ・

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2012/11/28(水) 18:03:13

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  • From: |
  • 2015/03/29(日) 11:27:24

この記事に対するコメント

そうか、Parallelの方が演劇になったんですね。
どちらかというと最初の方が成井さんの舞台っぽいな~って思ってました。
後の方は情けないお父さんだったけど、なんか愛しさが湧いてきますね。(笑)

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2012/11/28(水) 18:06:52
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