口紅のとき*角田光代 上田義彦(写真)

  • 2012/02/18(土) 16:54:38

口紅のとき口紅のとき
(2011/12)
角田 光代、上田 義彦 他

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初恋、結婚、別離…ドラマはいつも口紅とともに。角田光代書き下ろし短編小説。


2007年に東京・銀座のハウス オブ シセイドウで開催された展覧会<「口紅のとき」上田義彦・角田光代+時代の口紅たち>で発表された撮り下ろし写真、「色をまとう」と代され発表された書き下ろし小説、だそうである。
6歳、12歳、18歳、29歳、38歳、47歳、とひとりの女性を追いながら、節目節目で印象的な口紅にまつわるできごとが語られている。そして、上田氏のやはり口紅とさまざまな年代の女性をモチーフにした写真が挟み込まれ、物語のイメージをくっきり際立たせるスパイスになっている。その後また、65歳、79歳と物語が続くのである。女性の生き様だけでなく、口紅のありようもさまざまであり、唇に紅を差すという行為にいろんな思いがこめられていることに改めて気づかされる一冊でもある。

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