幸せになる百通りの方法*荻原浩

  • 2012/04/01(日) 08:41:18

幸せになる百通りの方法幸せになる百通りの方法
(2012/02)
荻原 浩

商品詳細を見る

このムズカシイ時代を、滑稽だけど懸命に生きる人たち―。短篇の名手が贈るユーモア&ビターテイスト溢れる七つの物語。


表題作のほか、「原発がともす灯の下で」 「俺だよ、俺。」 「今日もみんなつながっている。」 「出逢いのジャングル」 「ベンチマン」 「歴史がいっぱい」

どれもそれぞれ、くすりと笑わされた後にしんみりしてしまうような物語たちである。さまざまな環境、立場の人々が登場するが、読者は多かれ少なかれ我が身に引き比べて読んでしまうのではないだろうか。そんななか、最初の物語のおばあちゃんの逆襲(?)を思わず応援したくなったり、オレオレ詐欺を自然体でやっつける大阪のオバチャンの潜在能力に笑いながらも感嘆したり、生きている人間の底力のようなものを感じさせてくれる一冊でもあった。荻原さん、上手いなぁ。




V
V

TB
じゃじゃままブックレビュー

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

幸せになる百通りの方法 荻原浩著。

《★★★》 ほっこりする短編集。 「原発がともす灯の下で」・・・ 嫁の仁美さんに頭の上がらない賢一夫婦と同居する絹子さんのお話。 節電節電とうるさい仁美さんや物憂げな孫娘

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2012/06/03(日) 22:36:42

この記事に対するコメント

最初の物語のおばあちゃん(絹子さん)の心の呟きは面白かったですね。
大阪のおばちゃんたちの突っ込みのセンスに思わず感嘆してしまいました。
「ベンチマン」は切なくて、でも希望が見えるラストでじ~んとしてしまいました。ほっこり温かい短編集でした。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2012/06/03(日) 22:39:16
  • [編集]

荻原さんほんとうにうまいなぁ、と思いますね。
特にある年齢以上の女性を書かせたら天下一品だと思います。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2012/06/04(月) 06:30:18
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する