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天岩屋戸の研究*田中啓文

  • 2012/09/05(水) 20:38:15

天岩屋戸の研究 (講談社ノベルス)天岩屋戸の研究 (講談社ノベルス)
(2005/02)
田中 啓文

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<最後の審判>がいま、始まる!国史の嘘は暴かれるのか!?
“常世の森”に天岩屋戸が存在している……!?
<最後の審判>後の世界について書かれているという幻の預言書『伊邪耶(いざや)による黙示録』によると、伝奇学園の敷地内に広がる“常世(とこよ)の森”のある洞窟を開けば、世界はよきものへと一変するという。森に近づく者は容赦なく殺されていた。日本神話の根幹を揺るがす秘密に保志野(ほしの)・比夏留(ひかる)ら民俗学研究会が迫る伝奇ノベルス!


シリーズを締め括る一冊だからか、単にこのシリーズに慣れたからなのか、前二作に比べるときちんと納まるところに納まっている印象である。バラバラに見えた民俗学研究会の面々にもまとまりが見られ、顧問の薮田の正体も判明し、その目論見も明らかになる。規模としては実に壮大な物語なのだが、それが却ってばかばかしい可笑しさを盛り上げている。だがもしかしてもしかすると、これが真実の世の成り立ちだったりしてね、などと思わされるような思わされないような、ちょっとだけ思ってみてもいいかな、というような一冊である。ふふ。

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