ソロモンの偽証--第一部 事件*宮部みゆき

  • 2012/11/06(火) 21:38:43

ソロモンの偽証 第I部 事件ソロモンの偽証 第I部 事件
(2012/08/23)
宮部 みゆき

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クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落とした―。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人。学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。学校に仕掛けられた史上最強のミステリー。


それぞれに700ページを超える三部作の第一部である。中学二年男子が校舎の屋上から落ちて亡くなった。その事件をきっかけに学校や生徒たちに広がった波紋は、第二、第三の事件を生むことになる。導入部である第一部から、緊迫感に満ちており、主人公たちが14歳という多感な年代だけになおさら、周囲の判断や対応に関心が向く。そしてラストの藤野涼子の決意によって、第二部の展開にますます興味が湧くのだった。テーマはもちろん、ひとつひとつの判断、ひとつひとつの言葉の重みがのしかかってくるような一冊である。




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ソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件 宮部みゆき著。

《★★★》 中学校で男子が転落死した。その体は雪に埋もれ、同級生が発見した。 これは自殺なのか。両親は自殺だと受け入れたものの、その後の匿名の手紙が終息していた事故を大

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2013/08/13(火) 14:11:01

この記事に対するコメント

長いですね~。あの校長先生が可哀相でした。一生懸命でいい先生だったのに。
告発文を書いたあの少女も、歪んでいるし、この先Ⅱ部Ⅲ部と展開が楽しみです。
まだまだまわってきませんけどね。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2013/08/13(火) 14:14:33
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重いです。
テーマも、本そのものも。^^;
でも本の厚みを感じさせない読み応えでした。
二部・三部、早く読めますように。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2013/08/13(火) 17:22:08
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