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私と踊って*恩田陸

  • 2013/01/15(火) 07:44:29

私と踊って私と踊って
(2012/12/21)
恩田 陸

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この世の終わりに踊る時も、きっと私を見ていてね。ダンサーの幸福は、踊れること。ダンサーの不幸は、いつか踊れなくなること――稀代の舞踏家ピナ・バウシュをモチーフに、舞台を見る者と見られる者の抜き差しならない関係をロマンティックに描いた表題作をはじめ、ミステリからSF、ショートショート、ホラーまで、物語に愛された作家の脳内を映しだす全十九編の万華鏡。


表題作のほか、「心変わり」 「骰子の七の目」 「忠告」 「弁明」 「少女界曼荼羅」 「協力」 「思い違い」 「台北小夜曲」 「理由」 「死者の季節」 「火星の運河」 「劇場を出て」 「二人でお茶を」 「聖なる氾濫」 「海の泡より生まれて」 「茜さす」 あとがき 「東京の日記」 「交信--表紙」

ホラーは苦手だけれど、こうしてさまざまなテイストの恩田さんのなかにあると、自然に受け入れられるから不思議である。上に記した目次からも察せられると思うが、構成にも遊び心があって、ちょっと愉しい。私事ではあるが、ちょうど体調を崩していたので、短くぎゅっと詰まったこの本は、手軽に著者を愉しめる一冊なのもベストタイミングだった。

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