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君の名残を*浅倉卓弥

  • 2004/09/09(木) 18:08:09

☆☆☆☆・


第一回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した『四日間の奇蹟』に次ぐ第二作。

本を開いて目次をひと目見て「あ、失敗したかな?」と思った。各章のタイトルが 歴史小説のそれだったからである。歴史は苦手なのだ。しかし 読み始めて見ると舞台は何の変哲もない現代だった。そして主役たちは普通の高校生。
それが次の章に移るなり 時はいきなり 源平合戦の時代に巻き戻されてしまうのである。どうしたことなのか。これからどうなるのか。訝りつつ読み進むうち 少しずつからくりが解ってくる。あまりに壮大な思惑による時の歪みだったのだ。すべてが歴史があるべき様に進むために巧まれたことだったのだ。そう判った時 背筋がぞくぞくする心地がした。
「デジャヴ」というのは もしかすると こんな時の歪みによるものなのかもしれないと ふと思った。

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苗坊の読書日記
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『君の名残を』 浅倉卓弥

『君の名残を』 著:浅倉卓弥幼馴染みで、それぞれに高校の男女の剣道部の、主将を務める白石友恵と原口武蔵は、下校途中、落雷に巻き込まれ、そのまま消息を断った。2人は、友恵の友人由紀の弟・志郎と共に、平安末期の世界へと呼ばれたのだった。「祇園精舎の鐘の声、...

  • From: *モナミ* |
  • 2008/04/13(日) 10:05:14

この記事に対するコメント

こんばんわ^^
この本、昨日読み終わりました~。
長かったですけど、良かったですね~。
義仲や武蔵の最期はうるうるきましたね。

  • 投稿者: 苗坊
  • 2006/06/30(金) 21:50:22
  • [編集]

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