けさくしゃ*畠中恵

  • 2013/01/25(金) 21:32:11

けさくしゃけさくしゃ
(2012/11/22)
畠中 恵

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版元の山青堂です。超超超目利きな、今で言う編集者です。旗本のお殿様・高屋彦四郎様(通称彦さん)を戯作者にスカウトしたのは、このあたし。最初は渋っていたけど、彦さん、どんどん戯作の虜になっていきました。けど、人の心を強く動かすものには、お上が目をつけるのが世のならい。命をおびやかされるかもしれぬ。しかし、戯作を止められないのだ。なんて、かっこいいこと言ってる場合じゃありませんから、彦さん。はて、この顛末や如何に!?―お江戸の大ベストセラー作家の正体は、イケメン旗本だった!?「しゃばけ」シリーズ著者によるニューヒーロー誕生。


いつもの畠中ワールドとはいささか趣を異にするせいか、物語に馴染むのに時間がかかったように思う。しかも、肝心の主人公・彦さんのキャラクターがいまひとつスッキリと頭のなかに立ち上がってこないのである。妻の勝子命で病弱なイケメン、なのだが、どちらの方向にも中途半端な気がしてしまうのは、わたしだけだろうか。彦さんが巻き込まれた事件を劇作(けさく)に仕立てる内に謎を解き明かすという趣向は目新しく、興味を惹くが、もう少しインパクトが欲しい気がしてしまってもったいない。彦さんに愛着が湧けばのめりこめそうな一冊ではある。




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じゃじゃままブックレビュー

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けさくしゃ 畠中恵著。

《★★★☆》 お江戸に住む、狂歌好きの旗本の殿様が町人にそそのかされ?おだてられ?戯作者となり、町や身の回りで起こる珍事件やら騒動を、話に喩えながら解決していく。 歌舞伎が下敷きになって小難しいのかなってちょっと腰が引けてたけど、まったくそんな心配は無…

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2013/11/13(水) 22:02:33

この記事に対するコメント

私、「しゃばけ」が駄目だったので、ちょっとびびりながら読みました。
多少眠くなるときはあったけど、分かりやすかったですよね。私はシリーズになったら嬉しいです。先、ありそうですよね。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2013/11/13(水) 22:10:53
  • [編集]

シリーズになると、彦さんのキャラも練りこまれて魅力的になっていくのかもしれませんね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2013/11/14(木) 07:21:51
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