輝天炎上*海堂尊

  • 2013/03/15(金) 17:05:40

輝天炎上輝天炎上
(2013/02/01)
海堂 尊

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桜宮市の終末医療を担っていた碧翠院桜宮病院の炎上事件から1年後。東城大学医学生・天馬大吉は学校の課題で「日本の死因究明制度」を調査することに。同級生の冷泉と関係者への取材を重ねるうちに、制度自体の矛盾に気づき始める。そして、碧翠院の跡地にAiセンターが設立され、センター長に不定愁訴外来の田口医師が任命されたことを知る。時を同じくして、碧翠院を経営していた桜宮一族の生き残りが活動を開始する。東城大への復讐を果たすために―。


桜宮一族と東城医大の因縁の対決、という様相の物語である。それを、Aiと解剖の対立に絡め、万年留年医大生・天馬と(なぜか)彼を取り巻く美女たちの鞘当ても絡め、東城医大の伝説の面々のエピソードまで絡めて、飽きさせない一冊に仕立て上げている。もうこの桜宮一族と東城医大の闘いは何がどうなっても終わることはないのだと思えてくる。まだまだ何かが起こりそうな含みを持たせて幕を閉じた一冊である。

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