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それでも三月は、また

  • 2013/05/14(火) 20:46:40

それでも三月は、またそれでも三月は、また
(2012/02/25)
谷川 俊太郎、多和田 葉子 他

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あの忘れられない日を心に刻む、胸に迫るアンソロジー。2011年3月11日に発生した東日本大震災により、甚大な被害を受けた日本。福島第一原発の重大事故との闘いは、今後何十年も続く。大きく魂を揺さぶられた作家、詩人たちは、何を感じ、何を考えたのか? 谷川俊太郎、多和田葉子、重松清、小川洋子、川上弘美、川上未映子、いしいしんじ、J.D.マクラッチ、池澤夏樹、角田光代、古川日出男、明川哲也、バリー・ユアグロー、佐伯一麦、阿部和重、村上龍、デイヴィッド・ピース。
日本、アメリカ、イギリス同時刊行!本書の著者印税相当額/売り上げの一部は震災復興のため寄付されます。


直接的に、間接的にと表現の仕方はそれぞれだが、あの日から変わってしまった事々が描かれているのは間違いない。そして、深い喪失感と哀しみに浸っていてさえ、ただそれを嘆くだけでなく、なんとしても光を見つけ、明日を生きることにつなげていこうという意思のようなものを感じることができる。いまもなおただなかにあり、あるいは、いつ我が身の問題となるかわからない状況にあるすべての人たちが、あの日のことを忘れずにいることを、そして乗り越えることができることを祈らずにはいられない一冊である。

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