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奇跡の紅茶専門店*荒川祐二

  • 2013/08/12(月) 16:41:36

奇跡の紅茶専門店奇跡の紅茶専門店
(2013/07/04)
荒川 祐二

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人の数だけ悩みがあって、悩みの数だけ「奇跡」が起こって…。実在の紅茶専門店「I TeA HOUSE」を舞台に繰り広げられる、男女7人の苦悩と再生の物語。
【「I TeA HOUSE」で奇跡に出会う登場人物たち】
美沙希:23歳。リストカット、男、クスリ……「死にたい」けど「死ねない」キャバ嬢。
航太:25歳。「俺、まだ本気出してないだけ」が口癖の極度のマザコンサラリーマン。
真須美:50歳。「あんな子に育てたつもりは…」と息子を嘆くワーキングマザー。
翼:14歳。真須美の息子で、「ダルい…。何もしたくない…」引きこもりの中学2年生。
武男:55歳。事業に失敗し、余命3カ月を宣告された元飲食店チェーン経営者。
彩花:21歳。100社受けても内定がもらえず、自信をなくしている就活中の大学生。
悟:32歳。3.11後に故郷の村を逃げ出したまま、無為の日々を送る無農薬米生産者。


物語中で、就職活動に悩む女の子が、出版社に入って自己啓発書と小説をかけ合わせたような本を作りたい、と言っているが、まさに本書がそれである。そしてわたしは個人的にこういうジャンルが苦手である。自己啓発書に啓発されるほどの素直さを失ってしまったとも言えるかもしれないが、ある種の胡散臭さを感じてしまう、というか、なんとなく鼻につくのである。素直に感動できる人からは顰蹙を買うこと必至だとは思うが。紅茶専門店という舞台設定は好きなのだけれどなぁ…、と申し訳なくもなるが、まぁ前向きになれる一冊、ということだろうと思う。

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