昨夜のカレー、明日のパン*木皿泉

  • 2013/08/27(火) 16:33:21

昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン
(2013/04/19)
木皿 泉

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悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。


人は大切な人を失ったときどうすればよいのだろうか。涙を流し続けることも、俯き続けることも、孤独な世界に籠り続けることもできるが、それはたぶん誰も望まないことだろう。明日も生きていかなければならない遺された者に、ほんとうの意味での命を吹き込むのは何だろうか。そんなことを考えさせてくれる一冊である。

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