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光秀の定理(レンマ)*垣根涼介

  • 2013/10/25(金) 13:21:02

光秀の定理 (単行本)光秀の定理 (単行本)
(2013/08/30)
垣根 涼介

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永禄3(1560)年、京の街角で三人の男が出会った。食い詰めた兵法者・新九郎。辻博打を生業とする謎の坊主・愚息。そして十兵衛…名家の出ながら落魄し、その再起を図ろうとする明智光秀その人であった。この小さな出逢いが、その後の歴史の大きな流れを形作ってゆく。光秀はなぜ織田信長に破格の待遇で取り立てられ、瞬く間に軍団随一の武将となり得たのか。彼の青春と光芒を高らかなリズムで刻み、乱世の本質を鮮やかに焙り出す新感覚の歴史小説!!


歴史小説は苦手な部類に入るのだが、著者の歴史小説ということで興味津々でページを開いた。これは、歴史小説ではあるが、いままである歴史小説とはひと味違った角度から描かれた物語だった。出会い、人間としての在りよう、物事の考え方、真理、そんな諸々が光秀という戦国武将を通して描かれているように思う。そして、出てくる人々が魅力的で、立場が全く違うとしても、お互いを認め合って生きているように見えるのもとても好ましい。ひとりの人間として、何をよりどころに生きるか、そんなことをも考えさせられる一冊である。




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じゃじゃままブックレビュー

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光秀の定理 垣根涼介著。

《★★★★》 あれほどに信長に重宝された光秀。なぜあれほどまでの待遇で、迎え入れられたのか。 光秀の武将としての才覚や人柄を、若かりし頃の光秀と、辻博打を生業とする坊主、愚息と兵法者の新九郎3人の出会いを通じて、一生を語り抜く。 正直、私は光秀が好き。…

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2014/01/13(月) 17:00:42

この記事に対するコメント

明智光秀って私好きなんですよ~。なので、私の光秀像を覆すものだったらどうしようと思っていましたが、やっぱり垣根さんの光秀も好意的だったので、よかったです。
なかなかの角度で新鮮でしたね。愚息ってフィクションですかね?

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2014/01/13(月) 17:03:32
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歴史には詳しくないので、愚息のことも真偽は判らないけれど
裏切り者とされている光秀に、こんな心の友がほんとうにいたのだとしたら、嬉しいですよね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2014/01/13(月) 18:28:16
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