今朝の春*高田郁

  • 2014/01/23(木) 20:33:44

今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
(2010/09/15)
高田 郁

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月に三度の『三方よしの日』、つる家では澪と助っ人の又次が作る料理が評判を呼び、繁盛していた。そんなある日、伊勢屋の美緒に大奥奉公の話が持ち上がり、澪は包丁使いの指南役を任されて―――(第一話『花嫁御寮』)。戯作者清右衛門が吉原のあさひ太夫を題材に戯作を書くことになった。少しずつ明らかになってゆくあさひ太夫こと野江の過去とは―――(第二話『友待つ雪』)。おりょうの旦那伊左三に浮気の疑惑が!? つる家の面々を巻き込んだ事の真相とは―――(第三話『寒紅』)。登龍楼との料理の競い合いを行うこととなったつる家。澪が生み出す渾身の料理は―――(第四話『今朝の春』)。全四話を収録した大好評シリーズ第四弾!!


みをつくし料理帖シリーズの四作目。
出てくる料理の数々のおいしそうなことは言うまでもない。お客を思いやる心がこもっているからこその心づくしが嬉しいのである。だが今回も、つる家には難題が持ち込まれる。包丁使いの指南役だったり、登龍楼との競い合いだったり、おりょう夫妻の問題だったり。そして、澪個人的にも悩ましいことがあり、それが故に怪我までしてしまうことにもなる。あさひ太夫のために澪にできることの道筋がうっすらと見えてきたようにも思えるが、どうなることだろうか。そして小松原様とのことは、この先どうなっていくのだろうか。まだまだ目が離せないシリーズである。

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