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私が語りはじめた彼は*三浦しをん

  • 2004/10/13(水) 20:10:53

☆☆☆・・


 胸は痛む。幸せなときもそうでないときも。

 卓抜という言葉は、この作品のためにあるといっていい。
 「ミステリ+心理小説+現代小説」という
 アクロバティックな芸を見せる、そのうまさ(中略)。
 どこでもいい、適当に開いて一、二頁読んで欲しい。
 胸を突く文章に必ず会える。          
              金原瑞人(「波」6月号)

                           (帯より)

村川 という古代中国の歴史を研究する大学教授がいる。愛の形が定型ではないというだけで取り立てて変わったところのない男である。
この物語は 彼をとりまく人々によって語られる6つの短編の連作という形を取っている。彼のことを語っているにもかかわらず、見えてくるのは 彼を取り巻く人々の愛の姿なのではないだろうか。納得できず哀しく、それなのに帰る道を探しているように切ない。しかし結局は それぞれの場所へと帰ってゆくのである。

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[三浦しをん] 私が語りはじめた彼は

ISBN:4104541036:detail 何の予備知識もなく読み始め、一つめのお話がすぐ終わったので、短編集なのかぁ、と思っていたら、ひとつひとつがちゃんとつながっていって、全体でひとつの物語でした。「村川」という大学教授をめぐる人々の物語です。 この構成、ありがちですが

  • From: +ChiekoaLibraly+ |
  • 2005/06/10(金) 17:58:19

この記事に対するコメント

こんにちわ!ブログ開設おめでとうございます!!
読んでる本がたくさんかぶっていそうですが、ぼつぼつトラバさせてください!

今後とも、どうぞよろしくお願いします!

  • 投稿者: chiekoa
  • 2005/06/10(金) 18:07:56
  • [編集]

初トラバありがとうございます

わたしも上手くいくかドキドキしながら
トラバ返しさせていただきました。
なんとか上手くいったみたい(^^v

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2005/06/10(金) 18:11:06
  • [編集]

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