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武士道エイティーン*誉田哲也

  • 2014/02/18(火) 17:04:05

武士道エイティーン武士道エイティーン
(2009/07)
誉田 哲也

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高校時代を剣道にかける、またとない好敵手。最後の夏、ふたりの決戦のとき。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、いよいよ天王山!わたしたちは、もう迷わない。この道をゆくと、決めたのだから。


シリーズ完結編らしい。「武士道シックスティーン」は読んだ気がしていたのだが未読だった?そうだったかなぁ……?読んでいないとしても、キャラクタに親しみを感じるのはなぜだろう。女子高生と武士道という、一見相容れないような両者が見事にマッチして、気持ちの好い青春物語になっている。現代の多くの女子高生とは似ても似つかなそうな彼女たち――ことに磯山香織――だが、進路の悩みや友人との関係の悩みは共通するところもあり、愛おしくもなる。桐谷道場の過去や、福岡南高校剣道部の顧問・吉野先生の過去が挟み込まれているのも興味深く、物語の奥行きを深く濃くしている。まさに痛快青春エンターテインメントといえる一冊である。




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じゃじゃままブックレビュー

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武士道エイティーン 誉田哲也著。

≪★★★★≫ 東松学園女子剣道部香織と強豪校福岡南剣道部早苗。 運命的な出会い(試合)をした中学時代、高校で再会し、香織が剣道に対し迷い挫折しながらも共に歩み続けてきた二人。 第1作では、最後早苗が転校するという衝撃で終わり、2作目では、福岡南で自分の剣…

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2014/02/21(金) 20:30:46

この記事に対するコメント

私はこのシリーズ、一作目が一番好きです。
対照的な二人の出会い、どっちも好きで、あの堅物の香織が挫折するとことか、結構ぐっと来て。
シリーズが完結した今、あの二人、今頃どうしてるんでしょうね。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2014/02/21(金) 20:34:45
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一作目が、じゃじゃままさんのお薦めなのですね。
わたしもすっかり読んだ気になっていたのだけれどなぁ……。^^;
いつか、16歳も17歳も読んでみます。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2014/02/21(金) 20:54:50
  • [編集]

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