灰色の動機*鮎川哲也

  • 2014/03/02(日) 16:52:48

灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)
(2012/04/12)
鮎川 哲也

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森三郎という男性が陸橋の下で死体で発見された。しの子は、警察に過失死とされた恋人の死を不審に思い、事件として調べ始めた。しかし、容疑者は―(「灰色の動機」)。表題作をはじめ、珠玉のミステリーはもちろん、最初の小説である「ポロさん」、唯一のSFで文庫初収録の「結婚」など鮎川作品の中で異色テイストの作品を満載した贅沢な一冊。オリジナル短編集第三弾。


「人買い伊平治」 「死に急ぐもの」 「蝶を盗んだ女」 「結婚」 「灰色の動機」 「ポロさん」

鮎川作品をたくさん読んでいるわけではないので、異色かどうかはよく判らないが、本作に収録されている六篇はそれぞれテイストが違っていて、読者を飽きさせない。いずれも1900年代半ばに著されたもののようだが、道具立てや背景は別としても、現代でも通じる要素がたくさんあるのに驚かされる。贅沢な一冊である。

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