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卒業*重松清

  • 2004/10/22(金) 20:26:01

☆☆☆・・


 前を向いて、歩いていこう。
 親から教わったこと。子どもに伝えたいこと。そして、
 友よ――私たちは、あと何度「卒業」のときを迎えるのだろう。
 悲しみを乗りこえて旅立つために、渾身の四編。

 親友の忘れ形見の少女が、ある日、僕を訪ねてきた。
 26歳で自ら命を絶った友と、40歳になった僕。
 「あのひとのこと、教えて」と訴える
 中学2年生の少女の手首には、リストカットの傷跡が……。
 表題作ほか、それぞれの「卒業」に臨む4組の家族の物語。

 人生は思いどおりにはいかないけれど、
 さあ、前を向いて、歩いていこう――。

                           (帯より)


表題作のほか、まゆみのマーチ・あおげば尊し・追伸。

どの物語にも 身近な人の死が描かれている。人の死が生きている者に及ぼす影響は 人と人との関係の数だけあるのだろう。死んでゆく者は 好むと好まざるとに関わらず遺してゆく者の胸に何かを蒔いてゆく。先に逝った者と後に遺された者は否応なくいつかどこかで折り合いをつけ遠ざからなければならないのだろうか。
人の死から派生するさまざまなことから 一歩抜け出せたとき、そこにはやっと未来に向けられる目が開かれるのだろう。




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じゃじゃままブックレビュー

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卒業 重松清著。

やばいじゃ~~ん!!泣くのは分かってはいたけど、読んでしまって翌日目がちょ~~~~腫れてしまったよ。 一番の原因は、「追伸」 私はこの物語のせいで目が腫れた、腫れた。号泣してたら家族全員変な目で私を見た。一番好き。 幼い子を残して逝かなければならない母。その母?...

  • From: じゃじゃままブックレビュー |
  • 2008/01/19(土) 22:17:40

この記事に対するコメント

重松作品は、泣くの分かっていたのに、やってしまいました。
最後の「追伸」は号泣で、ボロボロと家族の前で泣きながら読んでました。
実母と継母、どちらも母の思いを考えてしまって、他の3作よりもこれがいっちばんよかったです。

  • 投稿者: じゃじゃまま
  • 2008/01/19(土) 22:19:41
  • [編集]

泣きますよねぇ・・・どうしたって。
わたしは半身浴読書なので、お風呂の中で気兼ねなく泣きます。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2008/01/20(日) 08:42:05
  • [編集]

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