嗤う名医*久坂部羊

  • 2014/04/29(火) 16:48:36

嗤う名医嗤う名医
(2014/02/26)
久坂部 羊

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“嫁”の介護に不満を持つ老人(「寝たきりの殺意」)。豊胸手術に失敗した、不運続きの女(「シリコン」)。患者の甘えを一切許さない天才的外科医(「至高の名医」)。頭蓋骨の形で、人の美醜を判断する男(「愛ドクロ」)。ストレスを全て抱え込む、循環器内科医(「名医の微笑」)。相手の嘘やごまかしを見抜く内科医(「嘘はキライ」)。本当のことなんて、言えるわけない。真の病名、患者への不満、手術の失敗。現役医師による、可笑しくて怖いミステリー。


小説だと思えば笑ってしまうような内容だったりもするのだが、これが現役の医師が書いたものとなると、また別な感情も湧いてくる。つい笑ってしまうようなことや、まさかそんなこと、と思われるような事例も、実は現場では頻繁に起こっているのかもしれないと、背筋がうすら寒くなりもするのである。うっかり病気にもなれないと健康を大事に思わせてくれる一冊でもある。

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