私がデビューしたころ--ミステリ作家51人の始まり

  • 2014/07/16(水) 07:28:36

私がデビューしたころ (ミステリ作家51人の始まり)私がデビューしたころ (ミステリ作家51人の始まり)
(2014/06/28)
東京創元社編集部

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作家のデビューは、時に小説以上にドラマティックである。「ミステリーズ!」の好評連載に書き下ろしを加えた、豪華執筆陣全51名のエッセイ集。作家を志したきっかけや、新人賞受賞までの道のりなど、デビューまでの波瀾万丈の逸話と作家であり続けるための創作論を、デビュー年順に贈る。51のエピソードで読み解く、戦後日本ミステリ史!


表紙にずらっと並んだお名前を拝見するだけで、わくわくしてくる。一作ならだれでも書ける、とはよく言われることだが、1ページでさえ書ける気がしないわたしから見れば、何作も賞に応募し、それまでにも数々の習作をされているのを見ると、やはり常人には手の届かない才能と情熱が欠かせないことがよく解る。<ぬるっとデビューした>とおっしゃる倉知淳氏にしても、筆力と想像力と創造力があったからこそであろう。運と巡り合いに恵まれたということもあるかもしれないが、それだって才能である。そして、縁の下の力持ちである編集者の偉大さに、改めて尊敬の念を強くさせられるのである。愉しい一冊である。

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