流転の細胞*仙川環

  • 2014/08/06(水) 16:33:57

流転の細胞流転の細胞
(2014/06/20)
仙川 環

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特ダネか、倫理か――再生医療の闇を暴くメディカル・サスペンス! 若手新聞記者の長谷部友美は、地方支局に飛ばされて腐っていた。本社異動のためのネタをつかもうと、市内の病院の赤ちゃんポストを張り込み続け、とうとう赤ん坊連れの女を発見する。しかしそれは、子どもなどいないはずの知人の姿だった――超先端医療と母親の切なる願い、そして記者のプライドが火花を散らす医療ミステリ。


支局長と支局員に事務員という「二人支局」に飛ばされて腐っていた友美と、プライベートの知り合いである石葉宏子の事情が、絡み合って、友美の成長物語でもあり、石葉をめぐるミステリでもあり、胎児や赤ちゃんに関わる医療問題の物語でもある。石葉の抱えるものが明らかになっていくにつれて、言葉をなくす一冊でもある。

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